受験生を抱える家庭、8割以上が「より一層の風邪対策を万全」に

 ベネッセ教育情報サイトが実施した「子どもの受験の年に、いつもより一層、風邪の対策・予防を行いましたか?」との質問に8割以上の方が「対策した」と答えた。

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子どもの受験の年に、いつもより一層、風邪の対策・予防を行いましたか?
  • 子どもの受験の年に、いつもより一層、風邪の対策・予防を行いましたか?
  • 過去の受験の年に子どもは風邪を引きましたか?
  • 昨年度、37.5度以上の発熱を伴う風邪を、何回ひきましたか?
  • 子どもが風邪を引いた時期は?
  • 子どもの看病で続けて仕事を休んでもいいと思う日数は?
 ベネッセ教育情報サイトが実施した「子どもの受験の年に、いつもより一層、風邪の対策・予防を行いましたか?」との質問に8割以上の方が「対策した」と答えた。調査は同サイトメンバーの年少~中学3年生までの子どもを持つ保護者に昨年11月7日~12月3日に行い、2,467人が回答した。

 「子どもの受験の年に、いつもより一層、風邪の対策・予防を行いましたか?」との質問で「とても対策した」37.2%、「まあ対策した」45.8%を合わせて83%の保護者が何らかの対策をしていたことがわかった。子どもが受験を控えている場合、普段より風邪の予防・対策に力を入れたという保護者が圧倒的。対策としては、「家に帰ってきたら、必ず手を洗い、うがいをする」といった家庭のルールをつくり、お子さまだけでなく、家族全員が守るといった声が少なくなかった。

 予防法としては、「手洗いとうがいの励行」「栄養バランスの管理」「加湿」など、「普段できることをしっかり行った」という意見が目立つ。そして、その効果は、「受験の年に子どもは風邪をひかなかった」という保護者が6割を超えていることにも、表れているのではないだろうか。

 その他の結果では「昨年度、37.5度以上の発熱を伴う風邪を、何回ひきましたか?」との問いに幼児では「1回」「2回」ともに27.2%で合わせて54.4%、小学校低学年では「1回」が30.9%、小学校高学年では32.0%、中学生では31.2%となり、幼児の時期が一番風邪を引きやすいことがわかった。また、風邪を引かなかった割合は中学生が51.6%とダントツで次いで高学年38.6%、低学年23.7%、幼児14.1%となっており、体の成長に伴って風邪を引かなくなる傾向がわかった。さらに、子どもが風邪を引いた時期についての質問では「12月」~「2月」に集中しており、特に「2月」は圧倒的に多く37.2%と4割に迫った。

 「子どもの看病で続けて仕事を休んでもいいと思う日数は?」との問いには「1日間」が40.4%、「2日間」が40.2%で8割を超えている。それ以上の看病が必要な場合には祖父母に預ける、夫婦で都合をつけて協力する、ファミリーサポートや病児保育施設などに登録し信頼できる方に看てもらい、仕事を休まない体制をつくるという意見があった。
《田邊良恵》

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