文科省、改革に積極的な私立大学を重点的に支援…2013年度は500大学

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私立大学等改革総合支援事業
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 文部科学省は2013年度、大学改革に積極的に取り組む私立大学を重点的に支援するため、私学助成を増額する。大学教育の質向上、地域の発展を支える大学づくり、産業界との連携などへの取り組みに対し、経常費、施設費、設備費を一体として配分する。

 2013年度予算に私立大学等改革総合支援事業として200億円を計上。全国から500の私立大学を選んで支援する。

 対象となるのは、「大学教育質転換型」が250大学、「地域特色型」が150大学、「多様な連携型」が100大学。

 「大学教育質転換型」は、教学システムの改革、ポートフォリオによるきめ細かな支援、アクティブ・ラーニング(能動的な学習)、高大連携や初年次教育による学力保証、図書館の24時間・土日開館、優秀な学生への授業料免除、学内ワークスタディの拡充など、大学教育の質向上を目指した取り組みが想定される。

  「地域特色型」は、大学の特色を発揮して、地域の発展を重層的に支える地方大学が対象。大学の教育研究を生かしたまちづくり、地域との共同研究、地域課題解決のための教育プログラム、地域の文化・スポーツ振興策との連携、履修証明プログラムや社会人受入れなどが、取り組みとして考えられる。

 「多様な連携型」は、産業界や国内外の大学などと連携した教育研究を想定。具体的には、PBL(課題解決型学習)、長期インターンシップ、企業などとの教育プログラムの共同策定、産業界などと連携した合同スカラーシップ、大学間連携を通じた先端研究の推進、途上国の課題解決のためのプログラムなどがある。

 文科省では2012年6月、「大学改革実行プラン」を策定。グローバル化に対応した人材育成、地域再生の核となる大学づくり、研究力強化、大学改革を促すシステム整備、大学の質保証の徹底推進などを基本方針に掲げており、今回の私立大学等改革総合支援事業も同プランに基づいている。
《奥山直美》

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