【e絵本】ぱらぱら漫画で鬼は外「ぱらぱらぱらら」

 2月始めの行事といえば、節分。あちこちの学校や家庭で、「鬼は外 福は内」と豆まきを楽しむ光景が目に浮かびます。ぱらぱら、ぱららとまかれた豆に、一年の幸いを願う気持ちが宿っているようです。

趣味・娯楽 その他
ぱらぱらぱらら
  • ぱらぱらぱらら
  • ぱらぱらぱらら
  • ぱらぱらぱらら
  • ぱらぱらぱらら
  • ぱらぱらぱらら
 2月始めの行事といえば、節分。あちこちの学校や家庭で、「鬼は外 福は内」と豆まきを楽しむ光景が目に浮かびます。ぱらぱら、ぱららとまかれた豆に、一年の幸いを願う気持ちが宿っているようです。

 さて、こちらは同じ“ぱらぱら”でも、ページをめくる方。今日ご紹介するのは、ぱらぱら漫画を心ゆくまで堪能できるアプリ「ぱらぱらぱらら」。iPhone/iPad対応、170円。プラスワンデジタルより配信中。

 スタート画面の「あそぶ」を開くと、ずらりと並ぶ26タイトル。そう、これ全部がぱらぱら漫画なのです。どれから見ようか、迷っちゃう!

 「てつぼう」「ごあいさつ」など日常生活に題材を取ったものから、「あれはっ!」「ある日森の中」などの何だか気になるタイトルも。それぞれのタイトルを選ぶとお話に入ることができ、あとはひたすらタップを続けてぱらぱら漫画を見るというシンプルなアプリです。

 20枚ほどの絵で連続した動きを見せるものがあるかと思えば、70枚ほどの書き込みでストーリー性を持たせたものまで、タイプは様々。変わり種としては、半分ずつぱらぱらして、読み手がストーリーを自由につけられる作品もあります。

 ちなみに筆者のお気に入りは、“うさぎとかめ”のお話をモチーフにした「うさかめ」。せっせと歩くかめに、タップするこちらが応援の声をかけてあげたくなってしまいます。また、スタート画面に戻って「つくる」ボタンを開けば、写真からぱらぱら漫画を作れるモードも用意。オリジナルのぱらぱら漫画も作れますよ。

 豆まきのぱらぱらの後は、その思い出をぱらぱら漫画で表現してみては? 親子のコミュニケーションが広がりますよ。
《てらしまちはる》

てらしまちはる

ワークショッププランナー/コラムニスト/絵本ワークショップ研究者。東京学芸大学個人研究員。2022年3月に単行本『非認知能力をはぐくむ絵本ガイド180』(秀和システム)を刊行。絵本とワークショップをライフワークとしている。アトリエ游主宰。

+ 続きを読む

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top