文部科学省は、教育関係者を対象とした「教育ICT活用実践発表会」を3月13日、文部科学省東館3階の講堂で開催する。これまでの成果や取組内容を発表するとともに、模擬授業、パネルディスカッションなども予定されている。 文科省は、21世紀にふさわしい学びと学校を創造するため、ICTの特長を生かすことにより、子どもたちひとりひとりの能力や特性に応じた学び、子どもたち同士が教え合い学び合う協働的な学びなどといった「新たな学び」を推進することが重要としている。 その中で、「学びのイノベーション事業」、「国内のICT教育活用好事例の収集・普及・促進に関する調査研究」などの事業を実施しており、今回の発表会ではこれまでの成果や取組内容を発表するとともに、各学校・地域における教育情報化の推進について議論するという。 当日は、日本学術振興会・安西祐一郎理事長による基調講演を皮切りに、ICTを活用した模擬授業や実践報告、ポスターセッション、パネルディスカッションなどが行われる。発表会の対象とされているのは、全国の小中学校、高校および特別支援学校などの教職員、教育委員会職員など。当日の会場では、教育用ICT機器・教材の展示・体験ブースも常時開設されるという。◆教育ICT活用実践発表会日時:3月13日(水)10:00~17:00(開場9:00)会場:文部科学省 東館3階 講堂(東京都千代田区)対象:教育関係者定員:300名(定員になり次第締切)参加費:無料応募方法:Webサイトより