「ワークショップコレクション9」が、3月9日に開幕した。10日までの2日間にわたって、子どもたちのためのさまざまなワークショップが開催される。初日の9日は、折からの春めいた天候に恵まれ、会場となる慶應義塾大学日吉キャンパスの正門前には、オープン前から親子連れの行列ができていた。 このイベントでは、デジタル絵本アワードの発表および授賞式が行われるほか、よしもと芸人と「でんとうを感じる」ワークショップツアーなどのスペシャルプログラムのほか、100以上の実験、モノづくりが体験できる。各ブースでは、市井の作家やアーティストが作品づくりを子どもたちに体験させたり、企業が自社製品に関する実験や工作、デモなどを行っている。親子で参加でき作品を持ち帰ることもできるとあって、人気コーナーは2時間待ちの行列ができるほどの賑わいをみせていた。 主催者によれば、初日の入場者数は3万人を超えるだろうとのことだ。昨年は2日間で7万4千人の来場があったそうだが、天候に恵まれた今回は、前回を上回るのではないかと予想されている。