都道府県別にみる国際性…高等教育の留学生率第1位は大分県の13.05%

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都道府県別留学生率ランキング
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 政府主導で実施されている国際化拠点整備事業や、秋入学導入の検討、海外の大学の授業実施機関に対応するために導入された1年4学期制導入など、国内の多くの大学が国際性を強く意識している。高等教育における留学生の割合を都道府県別に算出することで、留学生の密度から見る国際性をランキング化した。

 日本学生支援機構が発表した2012年の留学生数(2012年5月1日現在)によると、海外からの留学生は2年連続で減っているという。2010年に141,774人だった留学生は、2012年の統計では137,756人まで減っている。韓国、米国、台湾などからの留学生は2011年に比べ増えているが、留学生全体の3割以上を占める中国からの留学生が減少していることが影響しているようだ。

 大学院、大学、短大、高専、専修学校に在籍する留学生数を見ると、学校数および学生数の多い都市部が多いようだ。都道府県別に見ると東京都の43,500人がもっとも多く、大阪府(10,521人)と福岡県(10,434人)が続いた。

 その一方で、大学院、大学、短大、高専、専修学校に在籍する学生数に占める留学生の割合を算出すると、大分県が12.96%ともっとも高い留学生率となった。2位の山口県が5.73%だったことを考慮すると、大分県の高等教育機関における留学生率の高さは圧倒的だ。3位は長崎県の5.16%、4位は福岡県の4.92%と九州への留学生の多さが明らかになった。5位は、茨城県の4.79%、6位は奈良県の4.61%、7位に東京都が4.26%でランクインした。

 高等教育機関で学ぶ学生が多い大阪府の留学生率は2.82%で全国19位、愛知県は2.32%で27位、神奈川県は1.83%で31位と留学生率は比較的低いことが明らかになった。もっとも低い留学生率となった宮崎県は0.83%と、留学生数も170人のみだった。

 高等教育に進学する子どもたちが今求められているグローバルなコミュニケーション能力をはぐくむ上で、都道府県別留学生率は参考となるだろう。海外からの留学生たちが何を求め、何を評価し日本の高等教育機関を選んだのか、学校側としても興味深い指標となるのではないだろうか。
 
《湯浅大資》

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