私大出願件数増トップは近大…河合塾「2013年度大学入試結果の総括」

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私立志願者増加ベスト20
  • 私立志願者増加ベスト20
  • 18歳人口と大学志願者数の推移
  • センター試験の難化
  • 志願者数の推移
 河合塾は、2013年度の大学入試結果データを分析し、入試結果総括のポイントを分析サマリーを公開した。私立大は7年連続で志願者が増加。受験料割引や1回の出願で複数の学科・方式を併願できる入試制度の導入が、近年の私立大志願者数の増加に繋がっているという。

 河合塾では、各大学から提供された2013年度入試結果と、全国の協力の得られた高校の大学入試結果調査データをもとに、2013年度の大学入試動向を分析。高校の先生を対象に2013年度大学入試の総括を報告する「第1回大学入試情報分析報告会」を開催した。

 18歳人口の増加から、2013年度の大学志願者数は約2万人増の123万人となった。来年は一転して118万人に減少し、以降、120万人を越える年はないという。

 2013年度のセンター試験は、主要教科の数学I・Aと国語の平均点がダウンし、7科目型の平均点は、文系が530点(前年比-42点)、理系が550点(同-36点)と文理ともにダウンした。センター試験の総合型平均点は3年ぶりのダウンとなり、文系の平均点は過去10年で最低となった。

 国公立大(前期日程)の志願者数は、前年から202人増の26万7,928人。近年の国公立大人気に加え、2013年度は大学志願者数が増加していることから、国公立大の志願者も3~4%程度の増加が見込まれていた。しかし、志願者数は前年並みにとどまった。一方、私立大では前年から6%増加した。センター試験の平均点が大きくダウンしたことで、国公立大の出願自体を取り止め、私立を志願した受験生も多かったと河合塾では分析している。

 私立大は7年連続で志願者が増加。その要因となっているのが受験生1人あたりの出願件数の増加という。私立大の志願者増加数が多かった大学は、1位に近畿大がランクインした。近畿大では、2013年度よりネット出願者を対象にした受験料割引制度を導入し、1万8千人以上増加し、前年比23%増となった。

 このほかにも、京都産業大、武蔵野大が「ネット出願+割引制度」を導入して、志願者が大きく増加している。また、福岡大では今春入試より同系統の学科に複数の出願が可能な系統別日程を設置し、志願者数が大幅に増加した。受験料割引や1回の出願で複数の学科・方式を併願できる入試制度の導入が、近年の私立大志願者数の増加に繋がっているという。
《工藤めぐみ》

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