大学生が投票したい政党1位は「自民党」で、もっとも支持する党首1位は「安倍現首相」となったことが、大学生向け無料コピーサービス「タダコピ」を運営するオーシャナイズの調査で明らかになった。 7月21日に行われる参議院議員選挙に伴い、大学生の政治意識や現政党へのイメージ調査を「タダコピ大学生LAB」として実施。政治・選挙に対するインサイト分析や、現政党のイメージ分析を全国約800人(早稲田、慶應義塾、明治など偏差値58以上の大学)へのアンケート調査および約40人の学生を集めた座談会を行った。 投票への意欲があるか尋ねたところ、「はい」68%、「いいえ」32%と、7割が投票への意欲がある。また、自分の投じる一票に重みを感じるか尋ねたところ、「強く感じる」32%、「感じる」38%、「感じない」30%と、7割が自分の投じる一票の重みを感じ、投票への意識が高いことがうかがえる。 日本の政治の問題点だと思うことを尋ねたところ、最多は「リーダーシップを取ることができる人がいない」33%、次いで「派閥間の争いに注力しすぎている」29%、「議論が遅い」13%が続いた。 今後の政治に期待しているか尋ねたところ、「はい」57%、「いいえ」43%。一方、将来自分たちの世代なら政治を良くすることができるかについては、「はい」15%、「いいえ」85%と、政治に期待する半面、自分たちが政治を良くすることができると考えている大学生は少ないようだ。 7月21日の参議院選挙で投票したい政党は、選挙区代表と比例代表ともに1位「自民党」、2位「決まっていない」、3位「民主党」。もっとも支持する党首1位は「安倍現首相」となった。