伸ばしたい子どもの能力は思考力と創造力、学力全体の向上につながると期待

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伸ばしたい子どもの能力は思考力と創造力、学力全体の向上につながると期待
  • 伸ばしたい子どもの能力は思考力と創造力、学力全体の向上につながると期待
  • デジタル部門、小林大成さん(11歳)「絶めつ動物復活」
  • 夏休みを活用して子どもの能力を伸ばしたいと思いますか
  • コンクールやイベントでお子様に最も表現してもらいたいものは何ですか
  • 今の子どもたちに求められている能力は何だと考えますか
  • 伸ばしてあげたいお子様の能力は何ですか。上位 3 つお選びください
 インターネット調査を行うクロス・マーケティングが全国の小学校低学年以下の子どもを持つ保護者200名を対象に実施したアンケート調査によると、保護者は子どもの「創造力」「思考力」「集中力」の向上を期待していることが明らかになった。

 夏休み直前の6月29日から30日の2日間に渡り実施された同調査結果によると、夏休みを活用して子どもの能力を伸ばしたいと考える親が8割以上だったという。学校からの宿題や塾の夏期講習など、成績に直結する課題も多い夏休みだが、コンクール・自由研究・工作・読書感想文などといった通常の学校生活とは異なる学習機会が与えられる期間でもある。

 工場見学、職場体験、自由研究ワークショップなどといった教育イベントや各種コンクールが集中する期間を活用して伸ばしてあげたい子どもの能力については、回答者の25.7%が「創造力」、25.2%が「思考力」、20.5%が「集中力」と答え、「語学力」や「運動能力」を大きく上回った。また、今の子どもたちに求められていると感じる能力についても、「思考力」が求められていると回答した保護者が26.8%ともっとも高く、続いて「創造力」の26.5%、「集中力」の22.8%となった。

 調査結果を受け、聖徳大学児童学部教授の奥村高明氏は、子どもの創造力の高まりが国語や算数などの力も上げ、学力全体の向上につながると話す。絵を描くためは、自分の身の回りから情報を収集し、論理的に組み立て、もっとも妥当な解を得るという思考力や判断力などといった幅広い能力が必要とされるという。そのため、図画工作や美術教育に熱心に取り組む学校では共通して学力が向上しているという傾向もあるようだ。

 奥村氏が審査員をつとめる夏休みの創作絵画コンクール「ドコモ未来ミュージアム」でも、2002年の開始当初 16,032作品から、第11回目の2012年では121,064作品に増えている。また、応募作品の内容にも変化があり、以前は科学技術に関連する作品が多かったが、最近では「福祉」「環境」「生態系」など時代を強く反映したものが多く見られるようになったという。この変化は、小学校高学年や中学生の観察力や思考力が高まっていることを表していると奥村氏は分析する。

 12回目の開催となる今回の「ドコモ未来ミュージアム」のテーマは「僕たち私たちの未来のくらし」。絵画部門とデジタル部門を9月13日まで募集する。応募者全員に「オリジナルドコモダケノート」がプレゼントされるほか、上位入賞者63名を東京ディズニーリゾートに招待する。子どもの創造力や思考力を伸ばす機会として、絵画にチャレンジしてみるのもよいだろう。
《湯浅大資》

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