10代はテレビよりスマホ利用時間の方が長い傾向

 若年層ほどテレビの視聴時間が短く、スマートフォンの利用時間の方が長い傾向にあることが、ジャストシステムが8月7日に発表した「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2013年7月度)」より明らかになった。

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テレビの年代別平均接触時間
  • テレビの年代別平均接触時間
  • スマホの年代別平均接触時間
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  • スマートフォン利用者のLINE利用状況
  • ネット接続に利用する機器
 若年層ほどテレビの視聴時間が短く、スマートフォンの利用時間の方が長い傾向にあることが、ジャストシステムが8月7日に発表した「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2013年7月度)」より明らかになった。

 同調査は、15歳から69歳まで5歳ごとに、男女それぞれ50名ずつ、計1,100名を対象にインターネット利用に関してアンケートを実施した。調査期間は2013年7月24日~25日。

 ネット接続に利用する機器は、最多が「ノートPC」62.1%、次いで「デスクトップPC」46.2%、「スマートフォン」44.8%、「通常の携帯電話」27.4%の順に多い。年齢別・男女別にみると、10代男性と30歳~34歳男性、25歳~29歳女性のスマートフォン利用率は7割を超える。

 スマートフォン利用者に「テレビ」「新聞」などの各種メディアについて、プライベートにおける1日あたりの平均接触時間を聞いたところ、若年層ほどテレビの視聴時間が短く、スマートフォンの利用時間の方が長い傾向にある。10代では「テレビ」の視聴時間が117.9分に対し、「スマートフォン」の利用時間は126.8分であった。

 LINEの利用状況は、10代男子と10代女子ともに64%。利用中の携帯電話がスマートフォンの回答者に限ると、10代男子は75%、10代女子は90.6%にのぼる。

 また、2013年7月にリリースされた「LINE NEWS」は、特に若年層の利用率が高く、10代では18.2%がほぼ毎日利用していると回答した。
《工藤めぐみ》

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