エルモ社、書画カメラ「みエルモん」リニューアル…電子黒板との連動強化

 エルモ社は8月20日、学校や教育機関向けにインタラクティブ書画カメラL-12i(愛称:みエルモん)を発売開始した。価格は81,900円。今回のリニューアルで、パソコンとの接続、電子黒板との連動が容易となった。

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インタラクティブ書画カメラL-12i
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 エルモ社は8月20日、学校や教育機関向けにインタラクティブ書画カメラL-12i(愛称:みエルモん)を発売開始した。価格は81,900円。今回のリニューアルで、パソコンとの接続、電子黒板との連動が容易となった。

 2012年度策定の文部科学省の教材整備指針には、電子黒板と書画カメラ(実物投影機)は「1学級に1台」の整備が望ましいと明記され、全国各地の学校で機器の導入が進んでいる。

 同社では、書画カメラLシリーズ(愛称:みエルモん)をリニューアル。今回のリニューアルで、パソコンとの接続、電子黒板との連動が容易となった。従来はパソコンに書画カメラ専用ソフトのインストールが必要だったが、今回のL-12iからは、USBケーブルでパソコンと接続するだけで、パソコンがカメラを認識する。これによりL-12iをwebカメラとして遠隔授業で使用したり、市販の電子黒板ソフトと合わせて使用したりするなど、連携の幅が大きく広がるという。

 L-12iは、12倍光学ズームや高画質センサを搭載し、8倍デジタルズームを合わせて、トータル96倍ズームを実現。フルハイビジョン対応(HDMI出力)で、高精細デジタルテレビに対応している。付属のリモコンを使えば、離れたところからも操作できる。

 同時発売のユニット型電子黒板「CRB-1(愛称:つたエルモん)」、姉妹製品ワイヤレス・ペンタブレット「CRA-1(愛称:かけるもん)」とセットで使用することによって、パソコンを使わずにデジタルテレビやプロジェクタに投影された書画カメラ映像への書き込みや保存ができる。そのため、子どもたちの発表を教室後方からサポートしたり、机間指導しながら大画面への書き込みを行って指導したりすることも可能となり、教員と児童のよりインタラクティブなコミュニケーションを実現する。
《工藤めぐみ》

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