オリカは、食物アレルギーの子どもを持つ母親に向けて、原材料に特定のアレルゲンを含まない商品を検索できるwebサービス『ALLE－MO（アレモ）』の提供を9月26日に開始した。 2012年4月に東京都福祉保険局が発表した調査結果によれば、食物アレルギーを持つ子供の割合は、2009年は14.4％に達しており、この5年で急増し、10年間では倍増している。食物アレルギーの子供を持つ母親の多くは、日常的な買い物、食事の準備、外食などの際に、常に原材料表示に注意しなければならず、子どもに食べさせられることができる食品を探す手間が絶えないという。 そこで、同サイトでは、「自分の子どもが食べられる商品を簡単に検索できたら」という母親の思いを実現するために、「食物アレルギーでも食べることができる商品の発見、セレクト、購入をお手伝い」するサービスの運用を開始した。 一昔前に比べればインターネットを通じてアレルギーに関する情報を収集するのが容易になり、また、自社製品のアレルギー情報をホームページなどで積極的に発信する企業も増えている。同サイトでは、そういった各企業の食品アレルギー情報データを集約して、複合検索機能を通じて簡単に選別できるようにしている。
