中学生の運動部は朝練やめるべき…長野県の有識者会議が基準案まとめる

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 中学生の運動部の朝練習は原則やめるべきという基準案を10月21日、長野県の有識者検討会議がまとめた。県では答申を受けたあと、県民の意見を聞いた上で、今年中にも基準を最終決定する。

 長野県では、「中学生の運動部の平日練習量は2時間」という原案を基に有識者で組織する会議に運動部の活動の在り方について検討を依頼。一日の練習量を考慮し、放課後の練習を効率的に行うことで、朝練習を原則やめるべきではという結論にいたった。

 県教委によると、朝練習をしている運動部がある中学校は96.8%に上る。長野県では、スキーやスケートなどのウインタースポーツが盛んで、練習できる時期が冬季に限られるなどの事情もあることから、地域や種目などの状況にも対応したいとしている。

 有識者検討会議では11月にも基準案を県に答申。県は、パブリックコメントにより県民から意見を募集した上で、今年中にも基準を決定する。

 文部科学省では、平成25年5月策定の「運動部活動での指導のガイドライン」の中で「一日の練習時間を適切に設定すること等を考慮しつつ、計画を作成し、指導を行っていくことが必要」と明記。平成9年に「中学生・高校生のスポーツ活動に関する調査研究協力者会議」がまとめた「運動部活動の在り方に関する調査研究報告書」では、「効率的な練習を行い、長くても平日は2~3時間程度以内、休業土曜日や日曜に実施する場合でも3~4時間程度以内で練習を終えることをめどとする」という設定例を提示。部活動のガイドラインを独自に策定している自治体も少なくない。
《奥山直美》

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