代々木ゼミナールは10月29日、2014年度用医学部医学科入試データとして、私大入試日程や推薦入学・AO入試実施方法、配点、2段階選抜実施予定校などを公表した。 国公立医学科の志願者数は、ここ3年、前期・後期とも増加していたが、2013年度はセンター試験が難化した影響で減少に転じた。新たに2段階選抜を設定した大学や通過枠を縮小した大学、2012年度に志願者が増加した大学などで志願者の減少が目立ったという。一方、私立大医学科の志願者数は、前年比指数114.4（昨年103.2）になり、増加を続けるこの12年（2002年度以降）でみると一番の増加率となった。 2014年度の医学部医学科入試で2段階選抜実施予定校は、北海道大（前期）や東北大（前）、東京大（前）、名古屋大（前・後）、京都大（前）、大阪大（前）、九州大（前）など。2段階選抜を行わない大学は、弘前大、新潟大、信州大（前）、浜松医科大（前）、名古屋市立大、鳥取大、広島大（後）、山口大（前）、愛媛大（後）、鹿児島大。 このほか、私大入試日程や推薦入学・AO入試実施方法、入試理科（II）の出題範囲、数学の出題分野、2014年度入試配点・試験日（私立・準大学）など計7項目が掲載されている。
