香川県、子ども読書活動に関するアンケート…高校生の41%が読書をせず

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本を読むことが好きな幼児・児童・生徒の割合
  • 本を読むことが好きな幼児・児童・生徒の割合
  • 1か月に1冊も本を読まない子どもの割合
  • 本を読まない理由
  • 電子書籍を利用したことがあるか/利用したいと思うか
  • 香川県教育委員会「子ども読書活動に関するアンケート調査の結果」
 香川県教育委員会は、子ども読書活動に関するアンケート調査の結果を公表。高校生の41%が1か月で1冊も本を読まないなど、中高生に読書離れが進行している一方で、中高生の半数近くが電子書籍を利用したいと思っていることが明らかになった。

 同調査は、子どもをとりまく読書環境の現状や、「香川県子ども読書活動推進計画」における努力目標の達成状況を把握し、今後の方策に活かす目的で行われている。調査対象は、2003年度の初回調査で対象となった保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校の幼児・児童生徒。6月1日から7日の調査期間で、2,673人から回答を得た。

 本を読むことが好きかを聞く質問では、「好き」「どちらかといえば好き」あわせて、幼児(3~5歳)で96%、小学生(1~3年生)で88%、小学生(4~6年生)で83%、中学生で73%、高校生で79%という結果。5月の1か月間に本を1冊も読まない子どもの割合は、幼児と小学生(1~3年生)で3%、小学生(4~6年生)で1%だったのに対し、中学生は22%、高校生は41%と、年齢があがるにつれ、読書離れが進行する状況がみられた。

 授業以外での読書頻度に関する質問で、あまり本を読まない(週1回未満)と回答した中高生に対しその理由を聞くと、「時間がない」がもっとも多く、次いで「読みたい本がない」「ほかの遊びの方がおもしろい」となった。

 幼児、小学生と比べると本を読まない傾向にある中高生だが、電子書籍を利用したことがある割合は比較的高く、中学生で34%、高校生で42%。スマートフォンやタブレットを利用して読んでいるようだ。また、電子書籍を利用したいと思う割合も高く、半数近くが「利用したい」と答えている。

 県では、「小中学生に読んでほしい100冊」選定や、家庭での読書習慣が定着するよう、毎月23日を含む週を「23が60読書運動」と位置づけ、家族でその1週間に合計60分以上を目標に読書活動に取り組む運動を推進。また、中高生の読書離れ対策として、県立図書館に中高生向けの本を整備した「ヤングジェネレーション」コーナーを設置するなど、利用しやすい環境作りに努めている。
《黄金崎綾乃》

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