学校事故・事件被害者全国弁護団が発足…いじめ自殺など解決へ

 いじめによる自殺など、学校で起きた子どもの事故・事件について問題意識を共有する弁護士が集まり、「学校事故・事件被害者全国弁護団」が11月17日、発足した。

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 いじめによる自殺など、学校で起きた子どもの事故・事件について問題意識を共有する弁護士が集まり、「学校事故・事件被害者全国弁護団」が11月17日、発足した。

 学校での問題に起因する子どもの事件が多発している。しかし、学校が物理的にも組織的にも囲われた領域にあり、適切な解決が図られていないという。そこで、8人の弁護士が発起人となり、知識と経験を持ってこの問題に取り組もうと「学校事故・事件被害者全国弁護団」を発足。

 11月17日に開かれた創立総会では、会の規約と活動方針のほか、「学校・事故事件の解決の道筋」「その法的対応と被害者の置かれた立場」をテーマに基調報告、意見交換などが行われた。

 活動は、窓口となる弁護士や弁護士事務所が相談を受けたり、適切な弁護士を紹介したりする。そして、事件を個別に契約し、解決に取り組む。弁護団に加入する弁護士は、知識や経験を共有し、全国的に均質のサービスを提供するよう、研修などを行うという。
《工藤めぐみ》

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