2.科学的な本 2番目は、科学的な本です。たとえば昔からある本で、「なぜだろう、なぜかしら」シリーズ。「宇宙の不思議」とか「自動車の仕組み」といった内容のもの。実験の本も楽しいですね。 マンガですが、名探偵コナンの理科系の学習マンガもよくできています。マンガとはいえ、扱われている内容が本格的なので、読み通せたら多くのことが学べるでしょう。キュリー夫人や野口英世など、科学者の偉人伝もありますね。もちろん図鑑を眺めるだけでも結構です。説明は読まずとも、写真を眺めているだけで感じ取れるものが多々あるでしょう。3.地理に関する本 3番目は地理に関する本。最初は国旗の本などでも構いません。地球儀と併用して場所を確認しながら見ていけるといいですね。日本地図に関する本、世界地図に関する本、図書館で色々と探してみてください。地理に関する本は思った以上に豊富にあるものです。4.動物に関する本 4番目は、動物に関する本。昆虫、魚、鳥、動物園の案内、動物クイズ、色々な本があります。「シートン動物記」や「ファーブル昆虫記」、椋鳩十さんの作品などもありますね。どれが良くてどれが良くないということはありません。生き物の世界に触れさせてあげること、人間以外にたくさんの命があるということに気づかせてあげることが大切です。5.自然に関する本 最後に自然に関する本。綺麗な景色の写真集を見るものいいですし、温暖化に関する文章を読むのもいいでしょう。「水ってどうやって蛇口までくるの?」「大気の循環」など、科学的な内容の本もたくさんあります。自分たちが生きているこの環境に対して、目を開くきっかけを与えてあげてください。 このような5分野を意識して、1か月の中で、どこかで生き物に触れ、どこかで科学に触れ、バランスよく手に取れるように工夫してあげるのがコツです。