子ども部屋「時期が来たら与える」75%、平均9歳

 子ども部屋を与えても良いと思う時期は、平均9歳頃からであることが、セルコホームが12月11日に発表した「子どもの成長と住宅選びに関する調査」結果より明らかになった。

教育・受験 学習
子ども部屋を与えても良いと思うか
  • 子ども部屋を与えても良いと思うか
  • 何歳頃から子ども部屋を与えても良いと思うか
  • 住宅の所有状況
  • 住宅の形態
  • 子育てに適しているのはどちらか
  • 子育てのために外せないと思う「住環境」の条件
  • 子ども部屋の環境
  • 子ども部屋の環境
 子ども部屋を与えても良いと思う時期は、平均9歳頃からであることが、セルコホームが12月11日に発表した「子どもの成長と住宅選びに関する調査」結果より明らかになった。

 同調査は、11月21日~11月26日の6日間、高校生以下の子どもがいる25歳~44歳の男女を対象に、携帯電話によるインターネットリサーチを実施し、2,000名の有効サンプルを集計した。

 現在居住している住宅の所有状況を聞いたところ、最多は「賃貸」45.4%、次いで「持ち家」39.6%、「実家住まい」15.1%となった。持ち家の割合は20代後半の23.6%から年を追うほど高くなり、40代前半では52.8%となった。

 現在居住している住宅の形態は、「一戸建て」51.2%と「集合住宅」48.8%。居住都市圏別にみると、一都三県は「集合住宅」の割合が58.0%と高く、地方(都市圏以外)は「一戸建て」の割合が59.6%と高かった。また、子育てに適しているのはどちらだと思うか聞いたところ、「一戸建て」が90.2%となった。

 子育てのために外せないと思う「住環境」の条件を聞いたところ、「近隣の生活施設(病院・ショッピング施設・図書館など)が豊富」が65.2%でもっとも高かった。次いで、「安全な通学路」53.5%、「近隣に保育所・幼稚園が整備されている」52.0%、「子どもの遊び場(公園など)が豊富」51.6%、「良好なご近所関係」44.4%、「職場へのアクセスが良い(駅チカ・通勤便利)」43.0%、「親(義親)の近く」41.7%、「育児支援が充実した自治体」41.5%が続いた。

 子ども部屋を与えて良いと思うか聞いたところ、最多は「時期が来たらOK」74.9%、次いで「何歳からでもOK」22.9%、「NG」2.3%が続いた。「時期が来たらOK」と答えた方(1,497名)に、何歳頃から子ども部屋を与えてよいと思うか聞いたところ、「6歳頃(小学校低学年)から」~「12歳頃(中学生)から」に回答が集中し、与えて良い時期の平均は「9.0歳頃から」となった。

 子ども部屋の環境について、「勉強机」は「何歳からでもOK」が26.6%、「時期が来たらOK」が69.3%となり、与えて良い時期の平均は7.2歳頃からとなった。一方、もっとも抵抗感が強かったのは、「ドアに鍵」で、58.3%がNGと回答。また、「テレビ」は32.4%、「インターネット環境」は26.1%がNGと回答した。

 子どもが部屋で使う私物について、「WEBカメラ」は抵抗感が強く、64.3%がNG。「電子書籍リーダー」や「家庭用ゲーム機」は「時期が来たらOK」が過半数となった。与えて良い時期は「電子書籍リーダー」が平均12.4歳頃から、「家庭用ゲーム機」が平均10.1歳からとなった。
《工藤めぐみ》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top