大日本印刷、茨城県の小学校で教育ICT化実証研究を開始

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 大日本印刷(DNP)は、デジタル教科書・教材システムを活用して、学校教育におけるICT化の取り組みを推進しており、これまで北海道教育大学付属旭川小学校で実証研究を実施。今回は、11月28日から2014年3月末までの約4か月にわたり、茨城県の古河市立古河第五小学校で実証研究を行う。

 実証研究では、教師1名と児童19名全員に1台ずつ配布されたタブレット端末と、電子黒板を使用して、紙の教科書にはない動画や多彩な資料などを活用した、論理的な思考力の向上を目指した授業を行う。

 11月28日には、デジタル教科書・教材システムを活用した授業「工業生産を支える人々」を公開。教師がデジタル教科書紙面や、関連する画像、動画資料などを電子黒板に提示して課題を共有させた後、児童が1人1台タブレットを使用し、デジタル教科書紙面や資料を読み取ることで課題を検討したり、グループにて意見を共有したりすることで、さらに思考力を高める活動を行った。

 実証研究で使用する社会のデジタル教科書・教材は、教育出版が企画したものを利用。タブレット端末上の資料に触れて画像の拡大や動画の再生を行うなど、教師は学習のポイントをわかりやすく伝えることができるほか、児童・生徒の興味・関心や集中力の向上を促すことができるという。

 また、児童・生徒自らが、提示された箇所に触れることで、重要な箇所へのマーキングや書き込み、情報共有などができ、学習への積極性や協働性を高め、発展的な気づきを促すことができるようだ。

 DNPでは今後も実証研究を継続的に実施し、デジタル教科書・教材の操作性や、さまざまな利用場面における機能やコンテンツの有用性を評価していくという。
《水野こずえ》

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