1万5千人の中学生が参加した科学の甲子園ジュニア全国大会、優勝は滋賀県

 科学技術振興機構(JST)が12月21日・22日に開催した「第1回 科学の甲子園ジュニア全国大会」で、滋賀県代表チーム(滋賀大学教育学部附属中学校、栗東市立葉山中学校)が優勝した。

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第1回 科学の甲子園ジュニア全国大会・優勝の滋賀県チーム
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 全国の中学生を対象に科学技術振興機構(JST)が開催した「第1回 科学の甲子園ジュニア全国大会」が12月21日・22日に行われ、滋賀県代表チーム(滋賀大学教育学部附属中学校、栗東市立葉山中学校)が優勝した。

 科学技術復興機構(JST)は、科学好きの裾野を広げ、トップ層のさらなる学力伸長を目的として、高校生対象の全国大会を平成23年度に創設。今回開催された「科学の甲子園ジュニア全国大会」はその中学生版として今年初めて開催された。理科、数学などにおける複数分野の競技に協働して取り組むことを通じて、全国の中学生が科学の楽しさや科学と実生活・実社会との関連に気付き、科学を学ぶことの意義を実感できる場を提供し、探究心や創造性に優れた人材を育成することを目的としている。

 本大会には1万5,000名を超える生徒が参加。各都道府県の選考を経て選抜された47チーム、合計281名の中学生たちが、理科や数学に関する知識とその活用能力を駆使してさまざまな課題に挑戦した。

 筆記競技、実技競技の得点を加算した総合成績により、滋賀県代表チーム(滋賀大学教育学部附属中学校、栗東市立葉山中学校)が優勝、兵庫県代表チーム(灘中学校、神戸女学院中学部)が2位、広島県代表チーム(広島大学附属中学校)が3位となった。

 なお、「第2回 科学の甲子園ジュニア全国大会」は、平成26年11月下旬、または12月上旬に再び東京都にて開催される予定。
《水野こずえ》

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