最古の赤本を探せ、教学社が1954年発行の赤本創刊号を募集

 赤本(大学入試シリーズ)を発行する教学社は、2014年に赤本が創刊60周年を迎えることを記念して、1954年発行の赤本創刊号を探す「最古の赤本を探せ」プロジェクトを始動した。

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 赤本(大学入試シリーズ)を発行する教学社は、2014年に赤本が創刊60周年を迎えることを記念して、1954年発行の赤本創刊号を探す「最古の赤本を探せ」プロジェクトを始動した。

 赤本は1954年、京都大、大阪市立大、神戸大、同志社大、立命館大でスタートした。ところが、創刊号が社内には残っていないため、赤本創刊60周年を記念し、最古の赤本を探すプロジェクトを企画し参加者を募集。発見者には謝礼も用意しているという。

 募集する書籍は1954~55年に教学社から発行された書籍。最古の赤本を使った可能性が最も高いのは1955年の受験者で、当時18歳だった場合、1936年4月~1937年3月に生まれの現在76~77歳が該当する。

 なお、赤本は、今でこそ「赤本」と呼ばれているが、赤系の色に統一されたのは1965年版から。それまでは本によって色が異なり、緑や水色など、さまざまな色・デザインがあり、最古の赤本は「赤い本」ではない可能性があるという。
《水野こずえ》

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