兵庫県教委が新通学区域導入後の第1志望加算点決定

 兵庫県教育委員会は、平成27(2015)年度の新通学区域導入後の公立高校入学選抜(複数志願選抜)における第1志望加算点を決定したと公表した。

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平成27年度の第1志望加算点
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 兵庫県教育委員会は、平成27(2015)年度の新通学区域導入後の公立高校入学選抜(複数志願選抜)における第1志望加算点を決定したと公表した。

 同県では平成15年度から複数志願選抜を順次導入。学校の特色や生徒の興味・関心や適性・能力、進路希望に応じて学びたい学校を選択できるように、第1志望校を優先した合否判定を行っている。特徴は、加点を行うこと。500点満点(調査書250点+学力検査250点)に第1志望校の一定の加算点を加点して合否判定を実施する。

 平成27年度の新通学区域導入後、複数志願選抜対象校の第1志望加算点は、第1学区(神戸第一、芦屋、神戸第二、神戸第三、淡路)の26校で25点。第2学区(尼崎、西宮、宝塚、伊丹、丹有)の34校で20点。第3学区(明石、加印、北播)の24校で25点。第4学区(姫路、福崎、西播)の22校で30点。第5学区(北但、南但)の9校で30点。

 これまでの入学者選抜における成績の分布や高校の配置状況等を総合的に検討し、新通学区導入後、3年をめどに検証して必要があれば見直しを行う。
《田中志実》

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