デジタルハリウッドは1月より、全国に展開するデジタルハリウッドSTUDIOにおいて、「反転授業」を取り入れた新学習システムの導入を開始する。 「反転授業」は、オンライン化した教材を用いて自宅で基礎を自習し、教室で対話をしながら応用課題に取り組むという授業形態のことで、2011年にスタンフォード大学で試行されたことで話題となり、日本の高等教育においても導入が進んでいる。 デジタルハリウッドでは、完全オリジナルのオンライン学習用に特化した教材を使用。2005年の開校からeラーニングシステムを運用し、ライブ感を重視した演出で、何度でも反復して視聴することができる。 また、ライフスタイルに合わせていつでも視聴できるよう、PCだけでなくスマートフォンやタブレットでも映像教材を視聴が可能。講師による学習進捗管理が行われ、自発的な学習のネックとなりやすい学習計画の破綻を防ぐ。さらに、教室内での学習効果を高めるための定期的な交流会の開催や、SNSを用いた学習サポートが行われ、ドロップアウト率が低減するという。 反転授業のポイントとなる知識・技能のアウトプットによる定着は、教室(スタジオ)での対面指導で実施。常に質問対応、相談対応が実現する体制を実現し、「反転授業」の効果として実証された確実なスキルの定着を図るとしている。 新学習システムは、1月より、御茶ノ水、渋谷、新宿、大阪、横浜、福岡、新潟、名古屋、米子、沖縄の10拠点に展開する「デジタルハリウッドSTUDIO」にて本格的に導入する。
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