高校生・大学生たちと世界トップクラスの研究者が語り合うフォーラム「FIRSTサイエンスフォーラム ~FIRSTを自分たちのものに!~」が3月1日、ベルサール新宿グランドで開催される。参加費は無料。 本フォーラムは2010年度から開催しているイベントで、総合科学技術会議が推進する最先端研究開発支援プログラムに選ばれた科学者が参加し、世界をリードする研究の最前線の様子やそこに至るまでの道のりなどの体験を広く紹介する。 当日は筑波大学の山海嘉之教授が、人間の身体機能を支援・拡張するロボットスーツを実現させた「サイバニクス技術」、その先にある健康長寿社会について語る。 島津製作所・田中最先端研究所の田中耕一所長は、一滴の血液から病気の原因を解明、長寿健康社会を実現する次世代質量分析システムについて紹介する。 また、東京工業大学フロンティア研究機構の細野秀雄教授が、新超電導および関連機能物質の探索と産業用超電導線剤の応用について、研究成果を交えながら解説するほか、医師でサイエンスCGクリエイターの瀬尾拡史氏もゲストとして登壇する。 フォーラムでは、研究者と当日来場した高校生・大学生が会場内で自由に語り合う「アフタートーク」を設定。双方向のコミュニケーションを通じて、FIRSTプログラムの研究者たちの思いを若者たちに継承していく。◆FIRSTサイエンスフォーラム日時:3月1日(土)13:00~17:00場所:ベルサール新宿グランド ホールA参加費:無料対象:主に高校生や高専生、大学生※大人の参加も歓迎申込方法:ホームページから申込締切:2月21日(金)定員:500名(先着順)