【高校受験2014】東京都立高校入試<国語>講評…例年並み

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SAPIX中学部(サピックス)
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  • 普通科の受検倍率(一部)
 平成26年度東京都立高等学校入学者選抜の学力検査(海外帰国生徒対象を除く)が、2月24日(月)に実施された。全日制の受検倍率は1.42倍で、前年の1.43倍と比べ0.01ポイント減少した。

 難関高校に高い合格実績をもつSAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査(共通問題)の「国語」の講評を速報する。この他の問題についても同様に掲載する。

◆共通問題<国語>講評(SAPIX中学部 提供)
 問題構成や難易度に大きな変化は見られません。標準的な問題ですが、私立入試によく出題される内容理解(~とはどういうことですか)や理由説明(~はなぜですか)だけでなく、文章表現や段落構成、短文作成など幅広い国語力を試す意図が読み取れます。特徴ともいえる作文は今年も出題されていますので、記述力の強化は受験生にとって必須といえるでしょう。

(1)(2)漢字の読み取り・書き取り
 標準的な難易度の問題です。ただし日常会話では登場しない語句もありますので、ただ練習を重ねるだけでなく、文章の中での使われ方・慣用表現にも注意を払いましょう。

(3)文学的文章
【出典】長野まゆみ『夏帽子』
 文章量も標準的で読みやすい文章だったと思われます。問1のような表現の理解を問うものは苦手にしている受験生が多いので、類題に取り組んでおきましょう。

(4)説明的文章
【出典】長谷川眞理子『生態学から見た持続可能な社会』
 複雑系をテーマにした文章で、同様のものとして昨年度は福岡伸一『動的平衡2』が日比谷高・西高で出題されています。流行のテーマなので一度扱ったことのある受験生も多かったと思います。

(5)古文を含む文章
【出典】馬場あき子・水原紫苑『伝統を継ぐ、歌とつながる』/神作光一『百人一首の文化史』
 2つの文章を組み合わせた問題です。どうしても文章が長くなりますし、古文と現代文を比較しますので、読解のスピードが落ちます。時間配分に気をつける必要がありました。
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 このレポートは2014年2月25日(入試翌日)に速報としてSAPIX中学部により作成されたもの。
《田村麻里子》

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