【高校受験2014】東京都立高校入試<社会>講評…昨年並み

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SAPIX中学部(サピックス)
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  • 普通科の受検倍率(一部)
 平成26年度東京都立高等学校入学者選抜の学力検査(海外帰国生徒対象を除く)が、2月24日(月)に実施された。全日制の受検倍率は1.42倍で、前年の1.43倍と比べ0.01ポイント減少した。

 難関高校に高い合格実績をもつSAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査(共通問題)の「社会」の講評を速報する。この他の問題についても同様に掲載する。

◆共通問題<社会>講評(SAPIX中学部 提供)
 例年、出題形式はほぼ一定で、問われる地域や使用される資料もパターン化しており、対策を立てやすい都立の社会ですが、2013年度は記述問題が3問から4問となったことなどもあり、やや得点しにくくなりました。この傾向を2014年度も踏襲し、昨年とほぼ同じ難易度となりました。

(1)総合問題
 地図の読み取りがなくなり、やさしくなりました。

(2)世界地理
 資料の読み取りが複雑になったため、やや難しくなりました。

(3)日本地理
 地形を特定する問題・資料分析は解きやすくなりました。

(4)歴史
 記述問題が出題。時代の判断がやや難しくなっています。

(5)公民
 正誤問題の判断がやさしくなっています。

(6)総合問題
 地形図の読み取りはやや難しく、環境問題の部分はやさしくなりました。

 総合的には昨年度と難易度は変わりません。正しく文章を読み取り、基礎知識を基に資料を分析して解答する例年の出題形式に変化はありませんでした。今年度の記述問題は(1)日本の産業構造の変化について、(2)玉川上水・分水がつくられた理由、(3)国民年金の今後の課題、(4)世界遺産登録の課題、を記述する全4問でした。

 いずれも知識を前提とせず、与えられた資料から必要な項目を抜き出して、字数内でまとめる力を問う例年通りの出題でした。大問6の問1は例年、世界地図を題材に国際社会を問うものが出題されていましたが、今年は1969年と2009年の白川郷の地形図を比較する問題となっていました。ここで地図の読み取りが出題されていたため、例年大問1で出題されることが多い地図の問題は出題されませんでした。この2問の問題構成が変わったことを除けば問題構成に大きな変化はありませんでした。
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 社会(PDF) : 問題  解答 (提供:東京都教育委員会)

 このレポートは2014年2月25日(入試翌日)に速報としてSAPIX中学部により作成されたもの。
《田村麻里子》

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