学研パブリッシングは、「TV LIFE」のお正月特大号とホームページ上で募集していた「第23回年間ドラマ大賞2013」の受賞作を発表した。 大賞である作品賞にはフジ系ドラマ「家族ゲーム」が受賞。2013年に人気を博したNHK「あまちゃん」、TBS「半沢直樹」との3強対決となった。 同ドラマは、家庭教師の吉本荒野の突拍子のない発言や行動で周囲を翻弄する破天荒ぶりや、いじめシーンのリアルな演出、落差の激しいストーリー展開など、他の作品にはない衝撃度が受賞の決め手になったようだ。主演を演じ、また主演男優賞を受賞した櫻井翔は、「吉本のセリフはセリフじゃないと言えないような言葉も多かったので、このシーンはどうやってやろうかと考える時間が楽しかった」とインタビューに答えた。 一方、惜しくも作品賞を逃した「あまちゃん」の能年玲奈は、主演女優賞と新人賞をW受賞。2位以下をWスコアに近い得票数で引き離し、2013年の顔としての勢いを見せつけた。 ほかに、助演男優賞は神木隆之介、助演女優賞は鈴木保奈美、主題歌賞は嵐の「Endless Game」が受賞し、「家族ゲーム」が賞を総なめする結果となった。 なお、ドラマ大賞の受賞者インタビューは、2月26日発売のTV LIFE6号に掲載されている。