東京都、五輪に向け職員採用予定者数を大幅増

 東京都は2月28日、平成26年度東京都職員採用試験の実施日程と採用予定者数を発表した。2020年の東京オリンピックに向け、採用予定者数は前年度比90人増の1,214人となる。

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 東京都は2月28日、平成26年度東京都職員採用試験の実施日程と採用予定者数を発表した。2020年の東京オリンピックに向け、採用予定者数は前年度比90人増の1,214人となる。

 東京都職員採用試験(第2回)は、6月2日(月)に試験案内を発表し、申込受付を開始する。第1次試験は8月17日(日)、第1次合格発表は9月上旬、第2次試験は9月中下旬、最終合格発表は9月下旬に行う予定。

 採用予定者数は、事務および技術(土木・建築・機械・電気)が1,035人、専門的な職種等が179人の計1,214人。2020年東京オリンピック・パラリンピック大会準備のため、高度防災都市の実現や都市インフラの安全性向上など、都政における技術職員のニーズがますます高まっている。このため、技術(土木・建築・機械・電気)の採用予定者数は、1964年東京大会以来過去最大規模の415人となる。

 平成26年度採用試験の変更点は、平成25年度に行政(事務)でスタートした「新方式」を「土木・建築」分野でも実施。I類B新方式は一般方式採用試験(第2回)との重複受験も可能となる。また、I類B第2回試験を、従来の土木区分に加え、新たに建築区分でも実施する。このため、技術職志望者が受験しやすくなる。

 さらに、I類B「土木、建築(新方式)」では、専門試験(記述式)・論文がない試験方式を導入するほか、I類A・I類B(一般方式)の技術区分で面接を2回から1回に変更するなど、受験者の負担を軽減する。

 最終合格発表は、大幅に前倒しとなり、I類A、B採用試験の最終合格発表を従来より最終合格を約1か月早め、夏休み前(I類Aは7月25日、I類Bは7月11日)に実施する。

 なお、平成26年度I類B(大学卒業程度)、II類(短大卒程度)採用試験の受験を考えている方のうち、専門的な職種(環境検査、造園、栄養士等)を志望者を対象とした「東京都職員専門職種採用相談会」を3月25日(火)に東京都庁にて開催する。
《工藤めぐみ》

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