東大や京大、国立大学等の施設整備37事例を紹介…文科省

 文部科学省は3月5日、大学の施設整備の事例集「国立大学等の特色ある施設2013」を作成し、ホームページ上に公表した。先進的な施設の整備や活用法として37事例を紹介している。

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国立大学等の特色ある施設2013
  • 国立大学等の特色ある施設2013
  • 東京大学のカブリ数物連携宇宙研究機構研究棟
  • 三重大学のスマートキャンパス実証事業
  • 金沢大学の学生留学生宿舎「先魁(さきがけ)」
  • 京都大学の時計台周辺環境整備
 文部科学省は3月5日、大学の施設整備の事例集「国立大学等の特色ある施設2013」を作成し、ホームページ上に公表した。先進的な施設の整備や活用法として37事例を紹介している。

 国立大学等の施設整備においては、既存キャンパスの長所を生かしながら、長期的展望の下、限られた投資で最大の効果が得られるよう知恵とアイデアを集め、大学の機能強化や個性・特色の伸長につながる「キャンパスの創造的再生」という考え方が重要だという。

 今回の事例集では、国立大学等が最近行った施設整備の中から、特色ある37の事例を集め、「キャンパスの創造的再生」につながる知恵やアイデアに焦点を当てて編集している。

 東京大学からは、カブリ数物連携宇宙研究機構研究棟と伊藤国際学術研究センターが登場。このうち、同研究棟については世界トップレベルの研究拠点として活発な研究活動が行われている一方、交流スペースにおいて研究者の対話や意見交換が実現している様子などを伝えている。

 三重大学については、環境先進大学としてスマートキャンパスの実現に学内全体で取り組む実証事業に着目。排出するCO2を削減し、エネルギー使用を最適に運用・制御する最先端の設備や仕組み、実績を紹介している。

 金沢大学からは、日本人学生と留学生が共同生活する宿舎「先魁(さきがけ)」を取り上げた。日本人を含む多国籍の学生が、居住空間の共有によって交流を深める利点を示すとともに、入居者の利用料による施設の維持管理・運営の手法にも触れている。

 京都大学からは、デザインイノベーション拠点と時計台周辺環境整備がピックアップされた。このうち、時計台周辺環境整備では、創立当初からのシンボルとなっている吉田キャンパス本部構内の正門から東西教育研究棟への屋外環境整備の取り組みを紹介。効果として、学生や教職員、地域住民の交流の場としての活用、環境への配慮などをまとめている。
《奥山直美》

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