センター試験に代わる達成度テスト発展レベル試験、教科融合型の導入も検討

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達成度テスト発展レベル(仮称)の考え方について(案)
  • 達成度テスト発展レベル(仮称)の考え方について(案)
  • 第13回高大接続特別部会
 文部科学省は3月10日、大学入試センター試験を廃止して導入する予定の「達成度テスト(仮称)」の発展レベル試験の基本方針案を公表した。複数教科を融合した「合科目型」や教科試験で評価できない能力を測る「総合型」の導入を検討するという。

 「基礎レベル試験」が高校段階の基礎的学習の達成度を把握するために行われることを踏まえ、「発展レベル試験」は大学教育を受けるために必要な能力の判定を主たる目的とする。

 測定すべき能力については、基礎・基本的な知識や技能のほか、知識・技能の活用力(思考力・判断力・表現力等)や高校生活全体を通じて培われる汎用的能力等の測定を重視するとしている。

 具体的な試験内容としては、数学と理科など複数の教科を融合した内容を取り入れた「合科目型」、教科型の試験では評価できない能力を測る「総合型」の導入を検討。教科型の実施については、基礎レベル試験との関係を踏まえながら検討を続けるという。

 出題形式については、「現在の多肢選択方式よりも、記述式や論述式を重視すべきでは」との意見があることから、記述式やCBT(コンピューターを用いたテスト)方式の導入についても検討する。年複数回実施するが、実施回数、時期、受験対象学年、異なる試験間の得点比較を可能とするIRT(項目反応理論)採用の可能性、成績提供方法などは、今後さらに専門的な検討を行うという。

 発展レベル試験の基本方針案は、3月6日に開催された中央教育審議会の第13回高大接続特別部会の中で明らかにされた。基礎レベル試験の素案については、2月の第26回高等学校教育部会で公表されている。
《奥山直美》

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