立教大学は、2月8日に実施した2014年度一般入試の「日本史」に出題ミスがあり、25人を追加合格したと発表した。ミスがあった設問は、受験した3,221人全員を正解とし、合否判定を新たに実施したという。 日本史の試験は、経済学部、法学部、異文化コミュニケーション学部の3学部5学科で行われ、3,221人が受験した。 ミスが明らかになったのは、「日本史」9ページの空所補充問題。外部の指摘から問題が発覚。解答を導くための前後の文章に歴史的事実と異なる記載がなされているため、解答することが不可能と判断した。 ミスがあった設問については、すべての受験生が正解したものとして採点し直し、2月8日入試の全受験生を対象に合否判定を行った結果、45人に影響が出ることが判明。このうち、25人を追加合格とした。 同大では「今回の過誤を真摯に受けとめ、今後の再発防止につとめてまいります」とコメントを発表。追加合格者を含め、影響があった45人に対しては、すでに電話で連絡済みだという。