世界展開力強化事業の中間評価に立命館大、千葉大がS評価

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中間評価(一部)
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  • 大学の世界展開力強化事業について
  • 日本学術振興会のホームページ
 文部科学省は3月18日、「大学の世界展開力強化事業」平成23年度採択分の25のプログラムについて中間評価結果を公表した。立命館大学と千葉大学が優れた取組状況のS評価の結果になった。

 同事業は、大学教育のグローバル展開力の強化を図るためにアジア・アメリカ、ヨーロッパなどの国や地域間で日本人学生の海外留学と外国人学生の受け入れを推進する国際教育連携の取り組みを支援している。

 中間評価は採択された平成23年度から2年経過し、取組状況を評価し、事業の目的が十分達成されるよう適切な助言を行うことで、効果的な事業実施を促す。

 評価は、25プログラム(キャンパス・アジア中核拠点形成支援13件、アメリカの大学などとの協働教育創成支援12件)について、同事業委員会が実施。大学から提出のあった中間評価調書にもとづく書面評価、これをふまえたヒアリング調査、必要に応じての現地調査を行い、最終的な総括表化や評価結果に関するコメントをまとめた。

 日中韓のトライアングル交流事業(タイプA-I)では10大学のうち立命館大学が、事業の達成が見込まれる最高のS評価。「東アジア次世代人文学リーダー養成のための、日中韓共同運営トライアングルキャンパス」構想について、優れた取組状況で事業達成が見込まれると評されている。東京大学や東京工業大学などは、継続することで事業達成が可能であると判断されるA評価だった。

 アメリカ以外の欧州、豪州などにおける大学などとの協働教育を行う交流プログラムを実施する事業(タイプB-II)では、5大学のうち千葉大学が「大陸間デザイン教育プログラム」構想でS評価になっている。

 プログラムのうち、S評価だったのは2件、A評価は16件、改善と努力が必要と判断されるB評価は7件だった。事業を開始して、平成24年度末までに同プログラムにおいて、派遣された日本人学生は1,307人、受け入れた外国人留学生は814人で、達成目標を大きく上回る結果になった。

 一方、海外連携大学との交渉に想定以上の時間がかかり、プログラム開発に遅れたケースもあり、国際連携の難しさもうかがえた。

 中間評価は日本学術振興会のホームページに掲載している。
《田中志実》

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