PISA2012、日本の生徒は問題解決能力で44か国中3位

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全参加国・地域の順位
  • 全参加国・地域の順位
  • OECD加盟国の順位
  • 日本の習熟度レベル別生徒の割合
  • レベル2を基準とする習熟度レベル別生徒の割合
  • 問題の一例
 2012年に経済協力開発機構(OECD)が実施したOECD生徒の学習到達度調査(PISA)のうち、国際オプションである「問題解決能力」のコンピュータ使用型調査の結果が4月1日に公開された。日本の生徒は、44か国中3位、OECD加盟国(28か国)中では2位だった。

 PISA(Programme for International Student Assessment:ピザ)は、義務教育の終了段階にある15歳の生徒(日本では高校1年生)を対象に、それまで身につけてきた知識や技能を実生活でどの程度活用できるかを測る目的で、OECD(経済協力開発機構)が2000年より3年ごとに実施している。

 PISA2012のうち、数学的リテラシーと読解力、科学的リテラシーの調査結果についてはすでに公表されている。国際オプションとして実施された「問題解決能力」のコンピュータ使用型調査は、OECD加盟国28か国を含む44の国と地域が参加。日本は、2012年調査に参加した191校のうち、学校のコンピュータがコンピュータ使用型調査を実施するための要件をクリアした181校・約6,300人の生徒が参加した。

 日本は、44か国中3位、OECD加盟国(28か国)中では2位。平均得点は552点だった。なお、得点はOECD加盟国の生徒の平均得点が500点になるよう換算されている。

 全参加国・地域の順位は、1位「シンガポール」562点、2位「韓国」561点、3位「日本」552点、4位「マカオ」540点、4位「香港」540点、6位「上海」536点、7位「台湾」534点、8位「カナダ」526点、9位「オーストラリア」523点、10位「フィンランド」523点。上位7位はアジアが占めた。

 習熟度レベル別にみると、日本はOECD平均に比べ、レベル1以下の下位層の割合が少なく、レベル5以上の上位層の割合が多い。また、レベル1以下の下位層の割合は、日本は韓国に次いで2番目に少なく、レベル5以上の上位層の割合は、シンガポール、韓国に次いで3番目に多い。

 今回公表された「問題解決能力」のコンピュータ使用型調査について、問題例や結果の概要などが国立教育政策研究所のホームページに掲載されている。
《工藤めぐみ》

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