児童文学の分野で高い権威を持つ国際アンデルセン賞(Hans Christian Andersen Award)の2014年の受賞者に日本の作家・上橋菜穂子さんが選ばれた。国際アンデルセン賞はスイスに拠点を持つ国際児童図書評議会(The International Board on Books for Young People )が2年に一度、作家から一人、イラストレーターから一人を選出する。 同賞は1956年から続くがその狭き門から、児童文学界のノーベル賞とも呼ばれる。日本からの受賞者は作家部門、イラストレーター部門を合わせて4人目となる。