東京都教委、平成26年度安全教育推進校として12校を指定

 東京都教育委員会は5月12日、平成26年度安全教育推進校として12校を指定したと発表した。指定校は、江東区立大島幼稚園と台東区立金竜小学校など小学校3校、練馬区立大泉北中学校など中学校3校、東京都立千早高等学校など高校4校、東京都立矢口特別支援学校。

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安全教育プログラム(平成26年3月版)
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  • 「平成26年度安全教育推進校」指定理由
 東京都教育委員会は5月12日、平成26年度安全教育推進校として12校を指定したと発表した。指定校は、江東区立大島幼稚園と台東区立金竜小学校など小学校3校、練馬区立大泉北中学校など中学校3校、東京都立千早高等学校など高校4校、東京都立矢口特別支援学校。

 同教委は、幼児・児童・生徒に危険を予測し回避する能力や、他者や社会の安全に貢献できる資質や能力を身に付けられるよう、「安全教育プログラム」を作成し、平成21年度から都内の公立学校全教員に配布している。このたび、平成25年度3月版を作成し、同教委のホームページに掲載している。また、「安全教育プログラム」を活用した安全教育を一層充実させるため、安全教育推進校12校を指定している。

 平成26年度の指定校は、江東区立大島幼稚園と台東区立金竜小学校、福生市立福生第七小学校、武蔵村山市立第二小学校、練馬区立大泉北中学校、足立区立第六中学校、多摩市立東愛宕中学校、東京都立千早高等学校、東京都立日野高等学校、 東京都立福生高等学校、東京都立羽村高等学校、東京都立矢口特別支援学校の計12校。

 各校の指定理由は同教委のホームページに掲載されている。例えば、台東区立金竜小学校は「学校とのつながりが強い地域であり、警察署、大学等との連携を図り、地域と学校が一体となった取組みやICTを活用した児童の状況判断のスキルアップを図る取組みを計画しており、先進的な安全教育の実践が期待できる」とある。

 今後、指定校は自校の安全教育に関する研究・実践の成果について、他校への普及・啓発に努め、安全教育に関する公開授業および避難訓練の公開を行う。また、実践事例の報告や、安全教育に関する指導資料の作成に関わる。
《工藤めぐみ》

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