東京六大学野球2014春季リーグ、慶應義塾が6季ぶり34回目の優勝

 東京六大学野球2014春季リーグの最終決戦が6月1日に明治神宮球場で行われ、慶應義塾大学が早稲田大学を8対6で下し2011年春季以来6季ぶり、34回目の優勝を収めた。最優秀防御率は慶應義塾大学・加藤拓選手が叩き出した0.87となっている。

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優勝に沸く慶應ナイン
  • 優勝に沸く慶應ナイン
  • 天皇杯を受け取る慶應・佐藤旭主将
 東京六大学野球2014春季リーグの最終決戦が6月1日に明治神宮球場で行われ、慶應義塾大学が早稲田大学を8対6で下し2011年春季以来6季ぶり、34回目の優勝を収めた。最優秀防御率は慶應義塾大学・加藤拓選手が叩き出した0.87となっている。

 東京六大学野球連盟は1925年に行われた連盟創設初試合以来、約90年の長きにわたり続けられてきた伝統の野球リーグで、早稲田・慶應義塾・明治・法政・東京・立教の6つの大学で構成されている。また、大学最古のリーグとして大学野球だけでなく、日本のアマチュア野球界や社会人野球、ひいてはプロ野球の発展にも大きく貢献している。

 伝統の早慶戦となった最終決戦は5月31日行われた1回戦に続く2回戦で、勝ち点をあげた方が優勝となる試合。慶應は早稲田に初回4点を許すも、続く2回に藤本(知)が2本塁打、佐藤(旭)、谷田の適時打で一挙6点をあげ逆転。4・5回に早稲田・中村、土屋の適時打で2点を許し同点に追いつかれてしまう。

 しかし6回裏、この試合当たっている谷田がレフトスタンドへ勝ち越しのソロ本塁打で1点を返し、7回にも竹内(惇)の適時打でさらに1点を追加して突き放す。そして7回からは前日の試合で完投勝利を収めた加藤拓が力投、早稲田の強打者たちをねじ伏せ、3年振りの優勝を勝ち取った。

 優勝した慶應大学は6月10より開催される全日本大学野球選手権に出場することが決まっている。さらに大学1・2年生で戦う2014年春季新人戦が6月2日より3日間にわたり開催されている。
《田邊良恵》

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