アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4つの分野の最先端のカルチャーを紹介する文化庁メディア芸術祭の第18回、2014年度の開催概要が発表された。2014年7月7日に作品募集を開始、11月下旬に受賞作品発表する。また2015年2月3日に贈呈式が行われ、2月4日から15日まで、東京・六本木の国立新美術館他で受賞作品展が開催される。例年同様、作品の展示だけでなく、上映、アーティストによるトーク、シンポジウムなども期待できそうだ。文化庁メディア芸術祭は1997年の開催以来、主にアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガにおいて優れた作品を顕彰してきた。応募のあった作品から大賞、優秀賞、新人賞を決定する。アニメーションやマンガ分野でも、受賞作品への注目は年々大きくなっている。全開は世界84ヵ国・地域から4347点の応募があった。近年は応募作品、受賞作品とも日本だけでなく、より国際的になっている。また受賞作品展は、例年4分野の作品の枠組みを越えた取り組みが特徴になっている。幅広い分野のメディア芸術をジャンル、国境を越えて体験する機会となる。18回目となる今年度は、2013年9月13日から2014年9月2日までの過去1年間に完成した作品が対象となる。またプロ、アマチュア、自主制作、商業作品を問わず、公募対象は世界中から広くとなっている。応募エントリーは9月2日18時に締め切る。昨年はアニメーション部門では『はちみつ色のユン』が海外から初のアニメーション部門大賞となった。また、マンガ部門では荒木飛呂彦さんの『ジョジョリオン-ジョジョの奇妙な冒険Part8-』が大賞に選ばれている。平成26年度[第18回]文化庁メディア芸術祭http://j-mediaarts.jp/作品募集: 2014年7月7日(月)~9月2日(火) 18時必着受賞発表: 2014年11月下旬贈呈式: 2015年2月3日(火) 会場:国立新美術館(東京・六本木)受賞作品展: 2015年2月4日(水)~2月15日(日) ※2/10(火)休館会場: 国立新美術館(東京・六本木) 他