文部科学省は、「リビングルームで楽しく科学を話を」を目的に、日本の科学力を紹介するサイエンスカフェを、旧庁舎1階にある「情報ひろばラウンジで7月25日に開催する。参加は無料だが事前申込み制となっている。 文科省は、国民との双方向コミュニケーション機能を強化する取組みの一環として、旧文部省庁舎に「情報ひろば」を設置。文部科学行政の今と昔を広く知ってもらうことを目的に、さまざまな展示やイベントを行っている。 今年度2回目と開催となるサイエンスカフェのテーマは「一家に1枚周期表」。文部科学省では、国民が科学技術に触れる機会を増やし、科学技術に関する知識を適切に捉えて柔軟に活用してもらうことを目的として、「一家に1枚」ポスターを発行している。ポスターは「たんぱく質」「鉱物」「太陽」など、10種類あり、「(元素)周期表」はその中の1枚。当日は「一家に1枚周期表」を参加者にプレゼントし、周期表についてともに学ぶ。 物質の根源は元素であり、科学者の思考の原点には周期表があるという。当日は理化学研究所の玉尾皓平氏が講師として登壇。「一家に1枚周期表」にみる我が国の科学技術の強さに焦点を当てた講演を行う。我々の豊かな生活が日本人研究者の研究成果から多大の恩恵を受けているということを解説するという。◆サイエンスカフェ:「一家に1枚周期表」にみる我が国の科学技術の強さ日時:7月25日(金)19:00~20:30場所:文部科学省旧庁舎1F「情報ひろばラウンジ」テーマ:【一家に1枚周期表】にみる我が国の科学技術の強さ参加費:無料定員:30名申込方法:メールにて申し込む※定員になり次第締切り