ゆうちょ銀行は、全国の小学生を対象にした「第39回ゆうちょアイデア貯金箱コンクール」の作品を募集する。応募は9月1日から開始し、入賞作品は全国の6会場で展示される。応募作品1点につき10円が、開発途上国の子どもたちのために役立てられる。 同コンクールは、貯金箱の作製を通じて子どもたちの貯金に対する関心を育むとともに、造形的な創造力を伸ばすことを目的に、1975年から行われている。昨年は81万2,726点の応募があり、夏休みの自由研究としても親しまれている。 作品は1人1点とする。材料は自由だが、壊れやすいもの、腐りやすいものは避ける。大きさは一辺の長さが25cm以内で、可動部分のある場合も最大値が一辺25cm以内に収まるようにする。本やネットの作品の模倣や、マンガ・アニメのキャラクターの使用はできない。 応募方法は、作品を学校の先生に提出し、各学校で代表作品(各学年1作品)を出品する。一次審査で選ばれた240作品が最終審査に進み、賞が決定する。入賞者には賞品が贈呈され、ホームページで紹介するとともに、東京・愛知・大阪などの全国6か所で展示される。なお、応募者全員に参加賞として、オリジナルの「じゆうちょう」がプレゼントされる。 ゆうちょ銀行は、応募作品1点につき10円を日本ユニセフ協会および国際協力機構に寄付し、開発途上国で貧困や病気に苦しむ子どもたちの支援活動に役立てるという。 詳しい応募方法や昨年の入賞作品は、ホームページで見ることができる。◆第39回ゆうちょアイデア貯金箱コンクール応募資格:日本全国の小学生応募期間:9月1日(月)~9月30(火)応募方法:所属する小学校に応募作品・出品票を提出し、学校が選んだ代表作品(各学年1作品)を専用ホームページまたは郵送により応募する。※個人での応募は不可。学校への提出期限は学校に確認のこと。入賞作品発表:2014年11月下旬予定展示会:2015年1月~3月上旬予定