母親の美しさ、日本の娘は厳しく評価…「とても美しい」わずか9%

 自分の母親を「とても美しい」と感じている娘はわずか9.5%であることが、アテニアが8月21日に公表した「母親の美しさに関する国際調査」の結果からわかった。日本人は、他国に比べて母親の美しさに対する評価が極めて厳しい傾向にあった。

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「母親の美しさをどう感じているか」「母親のようになりたいか」(4か国合計)
  • 「母親の美しさをどう感じているか」「母親のようになりたいか」(4か国合計)
  • 母親の美しさに対する評価
  • 母親のようになりたいか
  • 母親の美しさに対する平均点
  • 10年前と比較して、現在の母親を美しくなったと感じるか
  • 母親のどのような点が一番美しいと思うか
  • 女性の美しさには「顔立ちが大切」と回答した割合
 自分の母親を「とても美しい」と感じている娘はわずか9.5%であることが、アテニアが8月21日に公表した「母親の美しさに関する国際調査」の結果からわかった。日本人は、他国に比べて母親の美しさに対する評価が極めて厳しい傾向にあった。

 調査は7月、日本、アメリカ、フランス、南アフリカ共和国の4か国における10~20代の女性を対象にインターネットで実施した。

 4か国共通の結果では、「母親の美しさ」について87.7%が「美しいと思う」と回答。「あなたは母親のようになりたいと思うか」という質問に対しても、81.2%が「なりたいと思う」と答えた。

 ただ、日本の女性は母親の美しさに対する評価が厳しく、母親に対して「とても美しいと感じている」とした割合は、4か国中もっとも低い9.5%だった。フランス37.9%、アメリカ58.3%、南アフリカ共和国64.4%と比較すると、極端に低い結果となった。

 「母親のようになりたいと思うか」という質問に対し、「とてもそう思う」という割合でも、日本は4か国中もっとも低い17.1%。フランス29.1%、アメリカ47.6%、南アフリカ共和国44.2%とは差がみられた。

 さらに「母親の美しさ」を点数化した結果でも、日本は最下位の66.5点。1位「南アフリカ共和国」87.2点、2位「アメリカ」86.2点、3位「フランス」79.2点とは、大きな開きがあった。

 「10年前と比較した現在の母親の美しさ」に対する評価でも、日本はもっとも低い41.0%。他の3か国がいずれも7割以上だったのと比較して、年齢を重ねた美への評価についても低い実態にあった。

 一方、母親の美しさに対するポイントをたずねたところ、他の3か国が「顔立ち」と外見的要素をもっとも高く評価したのに対し、日本は「性格・知性など」の内面的要素をもっとも高く評価していた。

 その反面、「女性の美しさに何が大切だと思うか」という質問に「顔立ち」と答えた割合は、4か国中もっとも多い59.0%に達した。「母親」と「女性」に対する美の基準が異なる実態も浮かび上がった。
《奥山直美》

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