河合塾は8月25日、大学入試情報サイトKei-Netに「2015年度センター試験出願ガイド」を公開した。センター試験の出願期間は9月29日から10月9日。出願に必要な準備について手順・方法や注意事項などが丁寧に解説されており、受験生には必須の内容となっている。 出願時には、受験教科・科目数などを決めておかなければならない。 たとえば、「外国語、数学、国語、理科、地歴・公民それぞれの受験の有無」「地歴・公民の受験科目数」など。さらには、志望する大学が指定する教科・科目を調べておく必要がある。出願する可能性のある大学については、しっかりと確認しておきたい。 検定料は、受験教科数(2教科以下または3教科以上)および成績通知を希望するかしないかで金額が異なる。払込期間は9月1日から10月9日。 現役生と既卒生等で方法が異なる点もある。書類の入手方法と書類提出は、現役生は学校経由で行い、既卒生等は個人で直接行う。また、準備する書類について、既卒生は「志願票」「検定料受付証明書」のほかに「出願資格を証明する書類」が必要となる。 出願後に届く「確認はがき」は、出願が受理されたことを通知するとともに、志願票の重要事項を表示したものなので、記載内容に誤りがないかをしっかりと確認すること。訂正期間は非常に短く、またこれ以降の訂正・変更はできないという。 9月29日の出願受付開始まで約1か月。受験生はこのガイドを参考にして、慎重に準備を進めよう。なお、同サイトで「受験教科・科目チェックリスト」と「確認はがきチェックリスト」がダウンロードできるので、活用してみてはどうだろう。