東大 柏キャンパス、女子中高生向けの理系研究現場体験ツアー 10/25

 東京大学柏キャンパスは、女子中高生を対象とした、理系の現場を体験できるイベント「未来をのぞこう」を10月25日に開催する。参加は無料、事前申込制。新領域創成科学研究科、物性研究所、大気海洋研究所、空間情報科学研究センターの4つの研究機関が協力する。

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 東京大学柏キャンパスは、女子中高生を対象とした、理系の現場を体験できるイベント「未来をのぞこう」を10月25日に開催する。参加は無料、事前申込制。

 本イベントは、新領域創成科学研究科、物性研究所、大気海洋研究所、空間情報科学研究センターの4つの研究機関が協力。東京大学柏キャンパスの一般公開と同時開催で行われる。

 新領域創成科学研究科は、「知の冒険にでかけよう!」をテーマに、3種類の見学・体験コースを用意。基盤棟では、宇宙・光・熱・新物質から電気自動車やロボットまで、最新の物理研究を体験できる。生命棟では、ピュアゲノムサイエンスから応用医学まで、生命科学研究の最前線を見学、環境棟では自然観察、水質検査、燃料電池から空間設計まで、さまざまな環境科学の現場を体験する。

 物性研究所では、物性研究所の14の研究室が、「光とナノの世界」「極限を識る」「物性科学を楽しもう」をテーマに研究室公開を行う。当日は教員、大学院生のツアーガイドと一緒に体験実験を行うほか、湯川博士が登場する「ガリレオ」の撮影現場にもなった、世界最先端の研究現場を案内する。

 大気海洋研究所では、地球の誕生から現在に至る、海洋、大気、地球生命圏の進化や変動と複雑なメカニズムを解き明かし、地球環境と人類や地球生命圏の未来を考えるため、さまざまな研究を展開。当日は、実際に使われている観測装置や測定装置を使った研究を体験できる。

 空間情報科学研究センターでは、建物の配置や、地面のでこぼこ、人や生き物の動きなど、「空間」で生じる現象の情報化や分析、予測などの研究を展開している。当日は、ポスターなどを掲示し、いつもとちょっと違った視点で、まわりの「空間」で起こっているさまざまな現象を紐解く、研究の成果などを紹介する。

 ツアー終了後は、柏キャンパスの紹介や先輩研究者によるパネルディスカッション、先輩女性研究者を囲んでのティータイムなども予定している。

◆未来をのぞこう 2014
日時:10月25日(土)10:00~15:30
会場:東京大学 柏キャンパス
対象:女子中高生(保護者または教員1名まで同伴可)
定員:新領域創成科学研究科、物性研究所、大気海洋研究所は各35名、空間情報科学研究センターのみ10名
参加費:無料
締切:先着順
応募方法:ホームページから
《水野こずえ》

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