ノーベル平和賞が10月11日、オスロのノルウェー・ノーベル研究所で発表された。受賞したのは、パキスタンのマララ・ユスフザイさんとインドのカイラシュ・サティヤルティ氏、ともに子どもの人権活動が評価された。 マララ・ユスフザイさんは、女子が教育を受ける権利を主張する運動に取り組んでおり、パキスタンで武装勢力に銃撃されたことで注目を集めた。前年も受賞候補者として注目されていたが、今回17歳で最年少受賞者となった。カイラシュ・サティヤルティ氏は、インドの児童労働に反対する運動を長年続けてきたことが評価された。 なお、ノーベル平和賞にノミネートされていた日本国憲法9条の受賞はならなかった。