東京理科大学は11月23日(日)、全国の女子中・高校生と保護者を対象としたイベント「科学のマドンナプロジェクト・秋のマドンナ」を野田キャンパスにて開催する。参加費は無料だが事前に申込みが必要だ。 「科学のマドンナプロジェクト」は、女子中高生が理系を理解する機会を増やすことを目的として、2008年から東京理科大が実施する科学イベント。テーマは、理科を身近なものにする道筋を「Scienceを知る」「Researchを体験する」「Professionalに目覚める」の3段階に分けて設定され、最終的に「10年後の自分に目覚める」手助けとなるよう試みる。「女性ならではの科学」を武器として、強いプロ意識のもとに新たな科学・技術を創出する人材の育成を目指す内容となっている。 今回は、午前中にトークセッション、午後に実験体験が用意されている。実験体験では、電気・機械系2つ、化学・生物系2つの中から、1つずつを選択し、研究室にて大学生・大学院生とともに実験を行う。実験テーマは、電気・機械系が「電気をためて、つかおう!」と「人と共存できるロボットの技術に触れてみよう」の2つ。化学・生物系が「蛋白質に目印をつけて、ぐるぐる回るのを見てみよう」「化学実験を体験しよう!化学が生み出すカラフルな世界」の2つとなっている。 実験体験の後には、保護者対象の相談会が設けられており、入試に関する質問だけでなく、卒業後の就職先など、幅広く相談できる機会となるだろう。申込みは、同大Webサイトにて11月11日まで受け付けている。◆秋のマドンナ「Researchを体験するProfessionalに目覚める」日時:11月23日(日)10:00~16:30(9:30受付)場所:東京理科大学野田キャンパス(千葉県野田市)対象:全国の女子中・高校生70名とその保護者参加費:無料申込方法:Webサイトにて申込締切:11月11日(火)※定員になり次第締切