いじめ・暴力は減少、不登校は増加…東京都調査

 平成25年度に東京都の公立小・中・高・特別支援学校で発生した暴力行為は2,394件(前年度比42件減)、いじめは9,658件(同1,946件減)、不登校は小学校が2,366人(同454人増)、中学校が7,164人(同695人増)であること明らかになった。

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年度別・学校種別いじめ認知件数の推移(公立学校)
  • 年度別・学校種別いじめ認知件数の推移(公立学校)
  • 暴力行為の発生状況(公立学校)
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 平成25年度に東京都の公立小・中・高・特別支援学校で発生した暴力行為は2,394件(前年度比42件減)、いじめは9,658件(同1,946件減)、不登校は小学校が2,366人(同454人増)、中学校が7,164人(同695人増)であること明らかになった。

 東京都は、平成25年度における「暴力行為」「いじめ」「不登校」「高等学校における長期欠席者」「高等学校における中途退学者」の実態を把握するため、都内の公立小学校1,299校、中学校630校(中等教育学校前期課程を含む)、高校194校(中等教育学校後期課程を含む)、特別支援学校61校を対象に調査を実施。また、都内私立学校においても私立小学校53校、私立中学校188校、私立高校241校、私立特別支援学校4校を対象に調査を実施した。

 暴力行為の発生件数は小学校が552件、中学校が1,810件、高校が32件の計2,394件。小学校では学校内で増加、学校外では減少、中学校では学校内外で減少、高校では学校内で減少、学校外で増加している。学校内での発生率(発生学校数/学校数)は、小学校が10.5%、中学校が50.6%、高校が7.7%。一方、私立小学校は3.8%、私立中学校は22.3%、私立高校は24.9%であった。

 いじめの認知件数は小学校が5,581件、中学校が3,854件、高校が181件、特別支援学校が42件の計9,658件。前年度と比べ、小中学校で減少、高校で増加している。いじめの態様は「冷やかしやからかい等の言葉によるもの」が68.2%でもっとも多く、「叩かれたり蹴られたりする」17.7%、「仲間はずれ、集団による無視」15.2%などが続いた。各学校ではアンケートや個人面談等を実施し、早期発見・早期対応につなげているという。

 小中学校における不登校の状況は、小学校が2,366人(出現率0.43%)、中学校が7,164人(同3.03%)で、前年度と比べて不登校者数と出現率が増加している。不登校のきっかけは、「不安などの情緒的混乱」(小学校49.1%、中学校33.4%)がもっとも多く、「無気力」(小学校23.7%、中学校21.0%)、「親子関係をめぐる問題」(小学校12.5%、中学校4.5%)などが続いた。不登校児童・生徒の13.0%が、学校内外のいずれにおいても相談・指導を受けていない状況であるという。
《工藤めぐみ》

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