東京都青少年問題協議会は、青少年をネット依存から守るためのシンポジウム「STOPネット依存! 青少年をネット依存から守るために」を11月23日、東京都庁 都民ホールで開催。保護者、教育関係者などに参加を呼びかけている。 近年、スマートフォン・携帯電話が急速に普及したことでインターネットの利用が青少年に浸透し、青少年の心身などへの影響が懸念されている。東京都青少年問題協議会では、ネット依存に関する調査研究をテーマとして、学識経験者などにより議論を重ねてきたという。 今回のシンポジウムは、その研究結果を広く都民に紹介するとともに、有識者・教育関係者・保護者など、さまざまな立場から、ネット依存を理解し、その予防に向けてよりよい方策を考えていく機会となる。 当日は、国立久里浜医療センターの三原聡子氏が東京都におけるネット依存の調査結果や深刻なネット依存の事例などを紹介。また、安心ネットづくり促進協議会特別会員の桑崎剛氏が、東大和市の連合生徒会によるインターネット自主ルールつくりの実践報告や、「スマホとSNS時代で必要な情報モラルの力」と題した講演などを行う。 さらに、早稲田大学理工学部の加藤諦三名誉教授ら6名の学識経験者を招いてのパネルディスカッションも予定している。◆STOPネット依存! 青少年をネット依存から守るために日時:11月23日(日)13:00~16:50会場:東京都庁 都民ホール対象:教育関係者、保護者、児童、生徒など定員:250名参加費:無料締切:11月14日(金)応募方法:メール、FAX、郵便、電話