スマホアプリで年賀状、デザインから発送まで一括対応

 10月30日に日本郵便が2015年用お年玉付年賀はがきの発売を開始した。年々年賀はがき利用者の減少が懸念される中、手軽に年賀状が作成できるスマートフォンアプリが注目されている。

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スマホで年賀状 2015
  • スマホで年賀状 2015
  • 宛名を撮影するとデータが登録される
  • 翌日印刷・発送にも対応
  • デザインテンプレートは約500種種類
  • コメント入力も可能
 10月30日に日本郵便が2015年用お年玉付年賀はがきの発売を開始した。年々年賀はがき利用者の減少が懸念される中、手軽に年賀状が作成できるスマートフォンアプリが注目されている。

 CONNECTITは、スマホアプリで年賀状を投函できる「スマホで年賀状 2015」を10月30日にリリース。同社は、アプリ開発会社でありながら、デジタルだけのやりとりでは得ることのできない体験を重視。日常生活とデジタルを結びつける事業を展開している。

 「スマホで年賀状 2015」は、アプリを通じて年賀状のデザインを選択し、スマホ内の写真を登録、送付先の住所を入力するだけで発送まで一括対応するというもの。スマホ内の写真が活用でき、1枚からでも注文できるほか、送付先住所をカメラ撮影することで宛名入力もサポートするという。

 アプリの利用方法は大きく2つ。アプリが提供している約500種類のテンプレートの中からデザインを選択し、必要に応じてスマホ内の写真を登録。選択したデザインが印刷された年賀状の送付先を自宅に設定し、自ら宛名を記入して投函する方法がひとつ。

 2つ目は、送付先を登録し、選択したデザインが印刷された年賀状の投函までを依頼するというもの。送付先は、前年の年賀状の宛名部分などをカメラで撮影すると、通常1営業日にデータ化される。データ化された住所録をもとに送付先を選択すると、アプリ内で発送まで依頼することができる。

 1枚単位で送付依頼ができることも魅力だ。家族、友人、仕事関係者など送付先によってデザインや掲載写真を変えることができるだけでなく、子どもが自らデザインした年賀状をお世話になった先生や友だちに送ることも可能になる。

 宛名書きなど、時間を要する部分をアプリ機能に任せ、送り先を意識したデザインに拘る時間を増やしてみると年賀状作成も楽しみに変わるだろう。
《湯浅大資》

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