七五三、メーンは参拝より記念撮影…出費は「3-5万円」が最多

 今どきの七五三は、神社参拝よりも写真撮影がメーンとなっていることが、カカクコムが運営する「価格.com写真館・フォトスタジオ検索」の調査結果から明らかになった。衣装レンタル・撮影のセットサービス利用者が7割を超え、価格帯は3-5万円が最多だった。

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七五三のお祝いでしたこと
  • 七五三のお祝いでしたこと
  • 七五三のお参り、記念撮影、お祝い会を実施した時期
  • 七五三で着せた衣装
  • 七五三で着せた衣装の数
  • 七五三で父母が着た衣装
  • 七五三で父母が着た衣装の調達方法
  • パッケージサービスの利用でかかった費用
  • 七五三をやってみた感想
 今どきの七五三は、神社参拝よりも写真撮影がメーンとなっていることが、カカクコムが運営する「価格.com写真館・フォトスタジオ検索」の調査結果から明らかになった。衣装レンタル・撮影のセットサービス利用者が7割を超え、価格帯は3~5万円が最多だった。

 10月24日~26日に実施した「七五三に関する実態調査」。過去1年以内に自身の子どもに七五三のお祝いをした母親208人を対象とした。

 七五三のお祝いでしたことは、「写真館での撮影」が92.8%ともっとも多く、「神社へのお参り」は82.7%、「お食事会・パーティーなど」は57.7%だった。衣装レンタルや写真館での記念撮影などを含むパッケージサービスを利用した人は77.2%に上った。

 お参りや記念撮影、お祝い会を実施した時期は、「11月15日の七五三当日」という人は少数派で、「11月中の15日以外の日」や「10月」という回答が多かった。写真館での撮影については、10月がもっとも多かったものの、5~11月の幅広い時期に行われていた。

 子どもに着せた衣装では、「和装」が90.4%と圧倒的に多く、「洋装(ドレス・タキシードなど)」49.5%、「洋装(スーツ・ワンピースなど)」39.9%、「普段着」19.7%と続いた。着せた衣装の数は、「1着のみ」は34.1%にとどまり、「2着以上」が65.9%を占めた。

 一方、父母が着た衣装は「セミフォーマル(スーツやワンピースなど)」、調達方法は「手持ちの服」が母親、父親ともに圧倒的に多かった。

 七五三にかかった出費として、パッケージサービスの利用にかかった費用をたずねた結果では、「3~5万円」(26.2%)、「1~2万円」(22.8%)、「2~3万円」(18.8%)の順に高かった。「第1子」と「第1子以外」を比較したところ、第2子以降の方が低めの傾向にあった。

 終えたあとの感想は、「良い記念になった」(91.3%)、「子どもの成長を実感した」(66.8%)など、肯定的な声が多くを占めていた。
《奥山直美》

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