MOOCの認知度が向上、87%が好評価

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MOOCの取り組みの評価
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 大規模公開オンライン講座(MOOC)の認知度は2013年と比べて向上しており、MOOCの取組みについては87%が良い評価をしていることが、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションが11月11日に発表した調査結果より明らかになった。

 インターネット上で公開された講義を閲覧して、さらに修了証を取得できるMOOC(Massive Open Online Courses:大規模公開オンライン講座)は、すでに何年も前から米国などを中心に海外で活動が盛んであり、2014年4月から日本でも始まっている。

 同社は日本オープンオンライン教育推進協議会事務局長の福原美三教授らと共同で「大学のオープン化に関する調査」を実施。「NTTコム リサーチ」登録モニターを対象に非公開型インターネットアンケートを行い、1,289名の回答を得た。調査期間は9月18日~24日。

 MOOCの取組みについて「非常によい」「良いと思う」を合わせると87%に達しており、高い評価を得ている。MOOCの認知度は、2013年調査では「知らない」が95.7%であったが、今回の調査では78.5%に下がり、認知率が向上した。

 MOOCの利用について、利用経験者は前年調査では1.4%だったのに対し、今年は2.4%と微増したものの、9割以上の人は利用経験がないことが明らかになった。利用したことがない人の今後の利用意向は、「利用したいと思う」49.5%が「利用したいと思わない」48.1%を上回った。

 学習したい分野は、「心理学」32.0%、「歴史」30.9%、「音楽・映画」28.7%、「経済学・金融」27.7%の順に多い。特定分野が極端に多いという傾向ではなく、教養系科目と実践系科目に万遍なく希望が分散している。

 日本のMOOCでは、独自の取組みとして講義映像に登場する担当講師本人による対面の「反転学習コース」が用意されている場合もあり、反転学習が提供されている講座の受講意向は67.7%に上る。受講したい理由は、「先生から直接講義が受けられる」66.7%、「講義映像だけではわからない部分を先生に直接質問できる」57.1%、「同じテーマに興味を持つ受講生と議論ができる」47.6%などが挙げられ、積極的に講師や他の受講生との交流を期待していることがうかがえる。
《工藤めぐみ》

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