キャリア大学アワード2014、学生が選んだ総合1位は「三井物産」

 キャリアクルーズが運営する「キャリア大学」は11月11日、キャリア大学アワード2014を発表。第2回となる今年の総合賞第1位には三井物産が輝いた。今夏に開催されたプログラムに参加した学生3,000名のアンケートをもとに選出された。

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キャリア大学アワード2014
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 キャリアクルーズが運営する「キャリア大学」は11月11日、キャリア大学アワード2014を発表。第2回となる今年の総合賞第1位には三井物産が輝いた。今夏に開催されたプログラムに参加した学生3,000名のアンケートをもとに選出された。

 キャリア大学は2013年からサービスを開始。「企業が先生となりオフィスが教室」を掲げ、日本を代表する企業約50社と連携してキャリア教育を提供している。今年の夏に実施したサマークラスでは、すべての授業で講義およびワークショップを開催。そのなかで学生の満足度調査を行い「企業の教育力」を測定し、学生のキャリア形成に特に貢献した企業を「キャリア大学アワード2014」として発表した。

 総合賞第1位は三井物産の「世界を舞台に『良い仕事』を創り続ける」。実在のグローバルビジネスを題材にした英語での交渉ゲームや、同社のメディア部門への見学が行われた。同社によると今年の授業は仕事の楽しさを伝えることを考え、すべて手作りによるプログラムにしたという。

 第2位は博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ「人の気持を動かして、人を動かす。」「共創スタイルでアイデアを生み出していくか」について学んだ。第3位は初参加の住友商事「未開拓市場に挑む」、同社の投資案件を題材にリスクを踏まえた投資ポートフォリオを作成した。

 ベストレクチャー賞やベストフィードバック賞など部門賞も設けており、野村不動産、資生堂、三井住友銀行、公認会計士合同講義に各賞を授けた。

 キャリア大学によると、サマークラスには全国から3万8,000名もの応募があったという。そのうちの3,000名が抽選で選ばれて参加した。キャリア大学アワードのWebサイトには、受賞した各企業のコメントやキャンパスレポートが掲載されている。

◆キャリア大学アワード2014
〈総合賞〉
第1位:三井物産、第2位:博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ、第3位住友商事、第4位野村不動産、第5位プライスウォーターハウスクーパース
〈部門賞〉
ベストレクチャー賞:野村不動産、ベストファシリテーション賞:資生堂、ベストフィードバック賞:三井住友銀行、ベストキャリアデザイン賞:公認会計士合同講義
《黄金崎綾乃》

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